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今秋の臨時国会でどうなる!? 「高度プロフェッショナル制度」「残業時間の上限規制」「裁量労働制の拡大」

2017.08.05
 ここのところ労働基準法改正案に盛り込まれている「高度プロフェッショナル制度」に関して、連合内部での意見調整に関する記事が新聞紙上を賑わせていますが、7/28に塩崎厚生労働大臣のコメントが出ています。

 働き方改革に盛り込まれている「残業時間の上限規制」、労働基準法改正案に盛り込まれている「裁量労働制の拡大」とも複雑に絡み合っているようであり、今秋の臨時国会での動向に注目しておく必要があります。

◆塩崎大臣会見概要(H29.7.28)
http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000172999.html
(記者)
 昨日、連合が「高度プロフェッショナル制度」に関する政労使合意を見送る方針を決めました。連合は残業時間の上限規制と裁量労働制の拡大、高プロとを一本化することに反対の姿勢を示しています。秋の臨時国会での労基法改正案は、あくまでも一本化して出すのでしょうか。それとも残業時間の上限規制だけ、まずは出すのでしょうか。
(大臣)
 今回、政労使合意が見送られるということは、連合の事情でなったと理解しております。今後、連合としてどのような方針で対応されるのかは現時点ではよく分かりません。いずれにしても、継続審議中の労働基準法改正案というのは、繰り返し申し上げてまいりましたが、働く方の健康を確保しながら、多様で柔軟な働き方を実現するための重要な法案であるということです。これは変わらないわけで、引き続き理解を得るための努力をしっかりと重ねていかなければならないと思っています。時間外労働の上限規制については、「働き方改革実行計画」で合意を得たものでございますけれども、この計画を踏まえて、私どもは早期に法案を国会に提出して、成立を図る必要があることは当然のことであります。しかし、いずれも労働基準法という同じ法律であります。したがって、一つの法案の形として国会での審議をお願いしたいと考えておりまして、目下、法案作成作業を進めているところでございます。


労働基準法等改正法案の修正等に関する取り組みについて(連合)
https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/article_detail.php?id=921

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